なぜプライベートバンクに口座を開設したいと思ったか?

なぜPBに口座開設をしたいと思ったか。
口座開設にいま一歩踏み切れない理由およびそれに対するコメント

このコラムでは皆様から寄せられた、いったいなぜ海外のプライベートバンクに口座開設したいと思ったかの「声」を集めてみました。ぜひ今後の参考意見として聞いてみてください。
また後半に、口座開設にいま一歩踏み切れない理由およびそれに対する我々夫婦のコメントを青い字で書きました。是非今後のご参考にしてみてくださいませ。

国の借金は「インフレ」「増税」「社会福祉の削減」の組み合わせでしか解消できないと考えており、最近でも「日本破綻」の御話がたくさん出ておりますが、「日本破綻」の私のイメージでは「日本の民事再生」と考えています。御存知の通り、民事再生は大口の債権者ほどダメージが大きいので、日本が民事再生となった場合には、ハイパーインフレにより日本通貨での資産が大きい人が泣きを見ます。実際に、「お上による財産の召し上げ」が無いとも限らないので、保険としてPBに預けるのが、一番確実と思っています。
一言で申しますと「資産を全て日本通貨等で保有することに対して、非常に不安があるから」であります
日本の金融機関に対し、根強い不信感をもっています。バブル博打に負けて都合が悪くなると公的資金を注入され、赤字が多いと超低金利の優遇を受け、果ては裏でサラ金としっかり手を結び、中小企業に対し貸し剥がしを行う。そのような処とは本音であまり御付き合いしたくないです。
小生、3年半前に55歳で早期退職をし、これからの将来を考えて、退職金を元に自分年金づくりに取り組んでおりますが、現実には厳しいものがあります。世界のプロ中のプロの手をお借りしたいと思って。

昨今の日本の国内情勢に不安を覚える
映画ダヴィンチコードをみてスイスのPBの貸金庫にあこがれた
PBは心をくすぐるステータスの響きを感じる。
日本の抱える国家リスクから回避できる安心感。
夕張市の破綻をみて、ただ事で無い、と思いました。将来の国家破綻を見ているようでした。
現在の国家の抱える借金に加え、もし金融機関の集中する東京で大きな地震があったらこの国の経済はすぐに破綻するという恐怖感があります。
生活資金は残しておくが、残りの60%を海外分散投資と言う形でリスク分散したい。
為替リスクの問題を考慮しても、これから円の価値が永続的に上昇するとは思えない。
今まで個人投資家として株式投資でジェットコースターを味わいながらさんざん損をしてきた。金融の道は本物のプロに任せたほうがよいと思った。
国家破綻・預金封鎖が本当にあると実感は湧かないが、リスク分散をするのは賢明であると思ったから。
国内に預金残高があると煩わしい邦銀の営業マンがきて困る。個人情報保護も建て前だけで腹立しい
子供がスイスに留学することが決まりよいきっかけとなった。
世界の富の3分の2以上が集まると言われるスイスの銀行で、最高のスキルを持ったファンドマネージャーに資産運用を託したい。
ゴルゴ13の「報酬はスイス銀行に」のセリフが好きだった
友人があるスイスの信頼できる銀行に口座を持っており、もし日本政府が借金で夕張市のように破綻するというような、なにか有事があっても海外で命がけで資産を守り抜いてくれる、かつ運用も一任で任せられ枕を高くして眠れ、とても安心感を得ているという話をきいて
国内の金融資産はそれまですっとお付き合いのあった大手証券会社で担当のFPと相談しつつ運用しており、幸いこれまでは、順調に増え続けております。しかし、これから一生、より大きな安心の中で暮らしを楽しみたいのです。そのために、世界中の金融システムについて勉強しましたが、結論はコンセルジュ的役割を果たしてくれるスイスのPBしかないかと感じました。
「プライベートバンク口座を開設したい理由以下の3点です.
1)国家の財政破綻が心配だから
1000兆円という国家、地方あわせての負債は、恐ろしい。自分なりの対処を考えておきたい。
2)有利な資金運用がしたいから
政府がなんとか財政立て直しに成功するとしても、現状の円の預金金利を考えた場合、邦銀の預金では話にならない。ある程度の利回りがほしい。
3)自分の資産運用に自信が持てないから
上に記した二つの理由だけであれば、オフショアや香港・シンガポールなどで口座を開設し、そこそこ上手にファンド運用などすれば事足ります。しかし自分の年齢や過去の資産運用の経験を考えると、いつまでも頭が正常に働くかどうか自信が持てません。60歳を過ぎればいつぼけてもおかしくありません。有能なプライベート・バンカーに一任できれば安心です。
*プライベートバンクに求める要件以下の2点です
1)日本語でのコミュニケーションが可能なこと
私の外国語(英語)コミュニケーション能力ははだふがいないものです。妻の外国語能力はあいにくゼロであります。私に万一のことがあった場合のことを考えると、この要件は必須です。
2)誠実な資金運用をしてくれること
15%以上といった卓越した運用利回りは期待しませんが、低リスクでも安定的な資金運用を実施してくれることを期待しています。
「以前から自分の資産は自分で守らなければとの思いで、様々な情報を収集して参りました。これからの日本、米国、欧州、アジアの事や、海外口座開設ブーム、様々な投資手法や投資商品、良く分からない仲介人やコンサルタントの存在、等々。
海外で資産運用を行う重要性はかなり理解できました、その実行方法もネットでの情報を頼りに投資をするか、怪しげなコンサルタントを通して投資をするのか等々・・・とても高いハードルのように思えました。
この様な中、最も自分に適した資産保全及び運用方法はプライベートバンクに一任勘定することが最善の答えではなかろうかと思ったのです。
しかし、口座の開設をするには怪しいコンサルタントにを通さなければならない、本当だろうかと悩んでいるところに、こちらのHPや本と出会いました。
正にこの情報は私が求めていたものでした。
HPを隅から隅まで読み、早速、廣瀬様の著書である「あなたもできる!スイス・プライベートバンク口座開設のすすめ 豊かで安心した生活のために」を購入し読ませていただきました。できるんだ!やっぱりできるんだ!と喜びが沸いてくるようでした、そして自らの力で行動を起こされた廣瀬様に強く感銘を受けました。

「PBへの口座開設の可能性を感じたのは、廣瀬さんの本が初めてだったです。本にも記述があった、国家的な危機の話や精神世界の話は私もかねてから興味があり、共感する点が多々ありました。特に、資産保全の緊急性は肌身に感じるだけに、どうすべきか考えていました。
私は、子供が複数おりますので、年金問題や増税問題を考えると日本に住むのは子供にとっても得策でないと考え、英語を母国語化できるように考えるようになりました。ただ、治安の良さ、勉強の環境、居住性等を考慮し、研究を重ね、空気や食べ物の良さも兼ね備えた場所、海外移住も本気で考えられる場所を見つけました。
廣瀬さんの本は、そうした中にあって、再び海外移住を意識した海外での資産運用、さらにはVISAの取得等にも目先が開けるPB利用という新たな視点がることを知り、雲間からみえた暁光のようでした。
また、もっともなるほどと思う理由の一つに
「お金がそばにあると、ついついよけいなものを買ってしまい、またその誘惑に負けそうになる。その分、海外にあると忘れられる。」
というのがありました。
<口座開設に踏み切れない理由>

みなさまから寄せられたPB口座開設にいま一歩踏み切れない理由およびそれに対する私達夫婦のコメントを青い字で書きました。
スイスのPBでは中東のファミリーマネーは少なくとも500億円くらいあるので、数億円だと全く大事な顧客としては扱われません。と聞いたので・・・・・・
これは業者が普通の何も知らないクライアントにPBを諦めさす常套文句です。 ある意味よいPBほど預金額によって顧客に対する差別というのは体験上全くありません。(もちろん規模の経済性で預金額の多い人には手数料の割引はありますが。)
そこに口座を開くことが銀行より了承された人物であれば、きちんとしたPBであれば、一人一人はとても大切なクライアントとして扱われます。投資アドバイスなども 資産規模に則した対応をきちんとしてくれますので、まずはPBへの入り口の段階で諦めないでほしいと切に願います。
「いろいろとPBのバンカーに会ってきたが本当にこの人を信用して大枚を預けていいか疑問がのこった。いまひとつ確信がもてない」
これは、自分にとって最高と思えるPBとの出逢いによって、解消される心の問題のような気がします。PBや、そこにかかわる人々の、人柄を拝見し、見る目が磨かれてゆくと、解消できる問題ではないかと考えます。
「通帳もなく、口座振込先も自分の名前の口座ではなく日本の金融習慣と違いわけのわからない世界」
PBのメリットである、銀行間取引レートでの格安売買手数料のメリットの享受、ナンバーアカウントなど、究極の個人情報保護のメリットの享受、等々・・・PBのもつ日本にはない特殊な顧客保護のメリットを存続させるためには、必要不可欠なポイントなのです。
「PBの運用益に対してすべてが総合課税で50%もってかれてしまい、国内に住んでいるかぎりたいしたメリットはないとある本で読んだので。」
その本は海外の税制に関して大きな誤解があるようです。たしかに定期の利息や株の配当に対しては総合課税ですが、ファンド等を運用して得た利益は分離課税となり20%の納税となります。(現行税制度)。したがいまして例えば相続対策でPBを利用する場合、非分配型のファンドで複利運用していた場合、以下のようなスキームもありです。
一億円を10年後相続する場合
A 
国内で全く無策の場合(相続税50%)1億 X 50%=税引き後相続額 5000万円=A
(納税額 5000万)
B 
海外PB10年間7.2%の複利で一億を運用した場合1億を複利で10年運用すると2億になる。その2億の複利の分の20%をまず納税し日本に引き上げた
資産額  1億8千万
(相続税50%) 1億8千万X 50%= 税引き後相続額 9000万円=B
納税額2千万+9千万=1億1千万)
したがいまして相続後、無策のA案とPBを利用したB案では相続税引き後4000万ほどの違いが発生します。
(注:PBの7.2%の複利計算はあくまでも過去20年間の平均統計で必ずしも将来保障されているものでありませんのでご注意ください。)
「なぜそんな悪いことをしている訳でも無いのにこそこそと秘密裏にしているのかがわからない。」
世間一般に流される、マスコミのイメージからすると、そのように受け取られてしまっても、仕方がないのかもしれません。
ただ、これには二つの立場の視点から、言えることがあると思います。
ひとつは日本国の立場からの視点。それは、税金自動徴収機能をつかさどる、日本国内の金融機関の預貯金が、日本国内の銀行よりも何十倍、何百倍もの魅力のある、国外のPBへ資金流出されては困るので、情報の湾曲化や、情報流出にセーブをかけていたのでは?という捉え方もできます。
そしてもうひとつは、銀行側の顧客情報保護の観点から、個人情報流出、銀行サービス情報の劣化や流出を防ぐための、セキュリティー対策という観点もあるのではないかと推測します。
「なんとなく不信感がある。あやしげ。身近に看板とかないので親近感が沸かない。」
これは、「口座開設前の憂鬱」ですね。我々夫婦も立ち進む中で、ぶつかった壁でした。実際、初めての書籍を書き始める時点で、初めて気づいたことがありました。
それは「口座開設後の憂鬱」です。これは、PBの情報があまりにも公になることは、魑魅魍魎巣食う業者や人々へ、人を騙すための材料を与えるようなものだからです。また、口座開設済みの顧客からすると、自分の口座開設をしている銀行は限られた存在であってほしいと願う気持ちが少なからずあるからでしょう。
「紹介された仲介業者の言うことがとても怪しかった。」
直観力を大切にされることは重要です。人間も動物ですから野生の感というものを持ち合わせているのです。いずれ「ここが善い」と心から思えるPBに出会えるでしょう。探究心と想像力、行動力と直観力を大切にいてください。
「あるPBからしつこい営業攻勢をかけられうんざりした。」
その人と銀行の相性や、どんなバンカーと面談したかという、人との出会いが、とても大切な要因であると思います。恋愛と同じで、人によっては、強引に手を引っ張ってもらわないと、前へ進めないという人もいます。そういう人には心地よいのかもしれません。ただ、PBの場合は少し勝手が違います。それはPBの持つ資産保全という特性を考えると解るのですが、 おそらくここはメガバンクのPB部門か1000人以上行員のいる所とおもわれますが、このような銀行とは餌食となってしまうのでお付き合いしないほうがいいでしょう。
本物は機が熟すのをじっと待ってくれています。
「ある評論家の本にPBは手数料が高いと書いてあったので。 」
PBの手数料については一任勘定を依頼した場合、平均でおおよそ預け入れ額の1%~2%程となりそれ以上はかかりません。また預金額が高くなればなるほど手数料は下がってきます。
ところで日本で普通に投信を買ってもすぐに3~5%の手数料をとられる今日、PBの個人的経験では運用でかなりのパフォーマンスを過去に出してもらっており、手数料の分を差し引いてもかなりお釣りがきています。費用対効果としてもPBの手数料は十二分に安いと感じております。
スイスからUBSの顧客名簿の公開と赤字が理由で資金を 引き上げているとの噂が・・・・・・
たしかに一部の大手メガバンクのPB部門から資金が流失しているという噂は存在します。しかしその主な受け入れ先はシンガポールや香港ではなく、スイス国内の小規模の「ブテック」型の銀行であります。親しくしている小さな銀行のプライベートバンカーとは2008年の秋以降、新規顧客の資金の預け入れが極端に増えて、とても忙しくしているといった会話をよくしています。
皆様には是非とも、とことんまで追求し、本当に納得のいく御選択をしていただきたいと思っております。
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