はじめに

「本当によいものは世間一般の目に触れない。」
「昔から儲け話はお金持ち同士で情報交換が行こなわれ、庶民は蚊帳の外である。」
「プライベートバンクは10億以上預けることのできる人のみ利用できる特別な銀行である。」

およそ10年ほど前から、私達夫婦はやっとこさっとこ築き上げた大切な資産を安心して預け入れることのできる金融機関を世界の中から捜していました。
日本はバブルが崩壊して超低金利の時代、資産をより有利に保全・運用する手段を見つけるため、また日本の財政赤字も大変気になっていました。

「有事」の時に備える。そのような意味合いもありました。

ただ実際に、私たちが不思議に満ちたスイス・プライベートバンクに関する情報を知りたいと思ったとき,

その当時は有益な情報はほとんどなく、怪しい紹介業者や一部の銀行から断定的に一方的に与えられるものばかりでした。

また、巷ではスイスのプライベートバンクはある意味神格化していて、本当に一部の大富豪、限られた特権階級の人しか利用できない様に言われていました。 一般的にこのような常識がはびこる中、なんでも自分たちで試してみなくては気がすまない好奇心旺盛の私達夫婦は、時間と手間をかけて、いろいろとしつこく現地の銀行へメールで問い合わせたり、実際にスイスに飛んだりし、いったい

「プライベートバンク」について、なにか本当の真実なのかを探求してきました。

そして結果的に、私達夫婦は四苦八苦しながら「本当のプライベートバンク」へ辿り着くまで失敗の試行錯誤の繰り返しと長い時間と必要としました。また、その努力の結果、得ることの出来た事実として以下のことが分かりました。

「プライベートバンクは限られたセレブだけのものではない。」

「プライベートバンクの利用はいわゆる庶民といわれる一般の人でも頑張って、ある程度の蓄財に励めば誰でも利用は可能である。」

「預金額とは関係なく、一人ひとりが大切な顧客として扱ってもらえる。」

その後時代は変わり、インターネット化によるIT革命が進み、コンピュータ化が進んだ現在、情報の交換や公開が急速に出来るツールが発展し、PBにまつわるさまざまな情報を共有化できることが可能となりました。

そして、国内の金融機関では想像できないあらゆる世界中の投資選択を安価な手数用で実行できる優れた金融機関であるPBに関し、更なる金融の自由化も進み、実際に日本にいながら、スイス・プライベートバンクのメリットを享受できる環境がますます整ってきました。

<利用者の声>

いままでPBカウンセラーとして御相談を受けた際、皆さんから多く聞かれる質問は、

「いったい何処の銀行を選ぶのがいいのでしょうか?」
「一番お勧めの銀行は何処でしょうか?」

といった銀行の選択に関することでありました。
私達夫婦が思うには、良い銀行というのは、結局皆様一人一人で違うものだと思います。経営基盤、運用の巧拙や手数料、といった技術的なところも考慮する必要はあるものの、それよりも、皆様がその銀行で働く人々を好きになれるかどうか、というところが重要なのではないかと思います。
銀行の経営理念、経営者の人格、そこで働く人々の個性、職場環境などがそのプライベートバンクの個性を形作っていきます。ある人にとっては相性のあう銀行であっても、他の人にとっては良い銀行ではないかも知れません。各々の銀行にどんなカラーの人たちが行員として働いているか、ということについては、いままでなかなか上手くお伝えできないままでいたのです。

しかし、新サイトやコンサルにおいて、その大切な「人」の部分にもなるべく多くスポットを当てるようにしていきたいと思っています。

さて、この新サイトを立ち上げることの出来ましたのは、幸いにも皆様から寄せられたたくさんの情報に加え、定期的な欧州・スイス訪問による情報収集や現役バンカー達との親交、及び25年以上この業界に携わり複数の銀行にも顔が利くスイス人ファンドマネージャーの友人のおかげでもあります。

その結果、多面的な情報の捉え方ができるようになりましたし、それぞれの情報の整合性や信頼度も推し量れるようになりました。また、PBに関するあらゆる質問に深く答えられる体制が整いつつあります。そしてご縁のある方にはカウンセリングという形で直接お会いする事によって、それぞれの個人のニーズにあった質の高い情報提供が出来るのでは、と考えています。

詐欺まがいの業者や人々が得意とする「PBは一部の特別のひとだけのものです。我々紹介者を通さないと口座開設できませんよ。あなただけは特別に紹介してあげますが、普通はこの銀行は10億以上ないと無理なんですよ。」といった嘘に対するアンチテーゼの意味合いを込め、

この新サイトを通じて、プライベートバンクが日本人にとって一部の人だけのものではなくより身近な存在となり、また口座開設は自分一人の力で問題なく可能である、ということを理解していただければ本望であります。

今後とも多くのみなさまから与えられた情報や意見を取り入れながら、リニューアルに際し、最新の情報を提供しつつ、みなさまにとって利用価値の高いサイトを構築・運用していきますので宜しくお願いいたします。

プライベートバンク研究所

代表 廣瀬より

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